【賃貸】初期費用を払えるか払えないかが一種の審査ですよね

こんにちは、はると申します。

 

皆さんは賃貸物件に引っ越しをしたことはありますか?

普段お客さんの物件案内や契約手続きをするにあたって

常々思うのですが、

『初期費用をけちる人はトラブルを起こしやすい』

と感じます。

 

 

某ライオン学長など含め、初期費用の減額方法なるものが拡散されていますが、

正直あれは自分たちの首を絞めているだけなような気がします...。

 

人気のある物件は初期費用を下げなくても借りてくれる人はいるし、

本当に貸してあげたいと思う人にはむしろこちらから提案してあげたいとも

思うことさえあります。

 

そんなことを事細かく言ってくる人は却ってめんどくさいなので

正直お断りしたいところです。

 

もちろん全員が全員トラブルを起こすというわけではないですし、

主観も入ってしまうのですが、トラブルを起こす人は

①お金がない人

②(悪い意味で)個性的な人

③細かい人

がほとんどです。

 

初期費用を抑えたいとガンガン交渉してくる人は

①、③に当たる人が多いです。

中でもお金がない人は、お金の使い方が下手な人が多いですし、

入居後に家賃滞納を起こす可能性が高いです。

収入に対しての家賃比率が高く、どうやって払うんだ?

と思わざるを得ないような人が多いです。

本人はよかれと思っても、管理会社や家主側からしたらひやひやものです...。

 

そんな人をブロックするために、

初期費用を払えるかで判断するのも1つの方法だと思ってます。

 

 

Ⅰ.保証会社の加入について

 

今の時代だと連帯保証人より、保証会社の加入が主流になってきています。

地場の業者ですと連帯保証人で良いところもありますが、

大和ハウス大東建託など含め大半が保証会社利用です。

 

たまに「連帯保証人になれる人がいるから、保証会社は入らなくていいです」

と言われますが、違う、そうじゃない!

保証会社の加入が必須なんです。

それが審査の条件なんです。

 

保証会社の審査OKというフィルターが1枚あるだけで、

何かあったら保証会社が家賃を払ってくれるという安心感が付きます。

そうすれば管理会社もオーナーも安心します。

審査は通りやすくなるので、初回保証料などはけちらず入りましょう。

それが希望の物件に入居するための近道の1つです。

 

 

Ⅱ.付帯プランについて

 

確かにこれ何のために入らなきゃいけないんだと思うような

付帯プランがあることも確かです。

消火剤とか絶対いらないだろとも思ってしまいます。

 

なので明らかに要らなそうなプランだったり、

任意の物は外す交渉をしてもいいとは思っています。

 

ただ過度な交渉は悪手です。

やはり対応しているのは1人の人間ですし、

過度な交渉によって感じる、お客様への印象も審査の1つになることもあります。

なので、『削らなきゃ契約しません』のような過度な交渉はお勧めしません。

 

 

Ⅲ.仲介手数料について

 

これも良く議論に上がる部分ですね。

勘違いしている方も多いですが、

 

貸主・借主の双方の合意があれば、1か月を上限として受領することができます。

 

この分配については双方の合意があれば、

どのように割っても良いので、借主が0.5か月分でないといけない

というわけではないんです。

そこは間違って認識してはいけないところです。

 

ここも先述のⅡ.付帯プランと被りますが、

仲介業者も慈善事業ではないので儲けを気にしなければいけません。

そこを過度に交渉されると、正直じゃあもういいです...

となります。

最初から仲介手数料無料とか謳っている業者に行けばよいですからね!

(手数料無料業者が扱っている物件は

あまり魅力的ではない物件が多いと思いますので、

その点は頑張ってください。)

 

 

 

以上です。

駄文になりますが、最近よく挙がってくる初期費用の減額交渉術は

上手くいけば良いかもしれませんが、

失敗したときは希望の物件に住めなくなる可能性がありますので

諸刃の剣です。

 

希望が全て叶う物件なんてほとんどないのですから、

何かしらは我慢しなければいけない部分もあります。

 

そこが初期費用なのかお部屋の質なのかは

個人の好みだと思いますので、慎重に選びましょう。

 

 

お部屋探しの際には下記の記事もご参照ください!

 

 

y-adg.hatenablog.com

 

y-adg.hatenablog.com

 

 

ご覧いただきありがとうございました!