【感想】密室の鍵貸します

こんにちは!

はると申します。

 

前回はお盆期間中に読み終えた本のご挨拶でした!

それから早1か月が経ちましたが、仕事の忙しさにかまけて

なかなか本を読めなかった毎日...。

 

それじゃだめだと感じ、2週間前ほどからちゃんと読むように心がけました!

今回はそんな本のご紹介です!

 

☆密室の鍵貸します☆ 

作:東川 篤哉

 

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面白さ   ★★★☆☆

スッキリ度 ★★★☆☆

読みやすさ ★★★☆☆

(あくまで個人的感想です。)

 

 

今回もまた知人に勧められた本を読んでの感想になります。

今回初めて東川さんの作品を読んでみましたが、

なかなか独特な書き方だなぁというのが第一の感想でした...笑

 

他の作品は分かりませんが、

「読者の皆様はお分かりだろうが、」のような語り掛けが多く

物語に集中させ物語の世界観のみで完結するというよりは、

読者を巻き込みつつの物語展開というような印象を受けました。

このような語り草が好きな人は好きかもしれません!

(私は少しそこの部分が鼻にかかりました笑

ファンの方がもし読まれておりましたら、すいません。)

 

 

話のあらすじとしては...

ごく平凡な映画大学の4年戸村流平だが、

内定の出た就職先がしょぼいとの理由で、

流平に過度の期待を抱いていた彼女に振られる。

そんな理不尽な振られ方をした流平が憂さ晴らしに、

社会人の先輩と映画を鑑賞している中、

元彼女と先輩が一夜にして何者かによって殺害される。

 

流平は容疑者として警察に追われる身になったところを

元姉の旦那である私立探偵の鵜飼と一緒に事件解明へと捜査していく。

 

というような内容です。

(本当にざっくりですいません...。)

 

殺人現場のトリックを解明していくという、THEミステリー小説です! 

少し作者の書き方で引っかかる部分がありますが、

気になければすらすらと読める作品かと思います!

 

元彼女が殺されたトリックはなるほど!とすっきりとしましたが、

先輩が殺されたところはあっけなかったなという印象ですね!

終盤になって出てくるキーマンによって事件が解決することになりますが、

もう少し今までの流れに関係するような人物であってほしかったなと感じました!

そこが少し残念なところだと思います。

 

でもそれを含めてすらすらと読むことができるので、

さっと読みたい方やミステリー小説の入門編としては

読みやすいと思います。

 

良ければ、試しに読んでみてください!

 

ご覧いただきましてありがとうございました!